POLOとの面談で気をつけること一覧(例)
- POLOの存在理由
フィリピン人材を採用する場合には、POLO(六本木フィリピン大使館内、大阪)と呼ばれる部署で事前審査が行われます。日本企業の皆様には非常に厄介なものとして認識をされていますが、これには、長くフィリピン人が人材派遣国であったことから法制度がしっかりしていることの表れでもあり、更に、日本企業の体制のチェックもフィリピン労働者を守るためにも存在しています。
- 言語
面接は、全て英語です。
- 通訳
通訳を用意する必要があります。通訳に関しては、発表されている情報を元にすると、関係者(登録支援機関など)の通訳は認めないとの表現で書かれていますが、電話で直接確認した情報では、登録支援機関も定款に通訳業として入ってれば、可能との判断。事前に確認をすることをオススメ。(POLO東京:03-6441-0428) (POLO大阪:06-6575-7593)
- 質問内容
以下、質問を受けるケースが多いです。しっかりと通訳者とも理解相互を事前に行う必要があります。①設立年月日、承認が下りた日→上記に関しては日付を確認し、
正確に答えられるようにする。 ②失踪者→失踪者がでる理由例:・事前にそのようなシンジケートと接触している恐れ:フィリピンの送り出し機関と連携をする。具体的には候補者の家族構成、
本当に仕事をする気があるのかの確認を行うなどし、 しっかり身元の調査を行う。 ・待遇が違う:待遇が違うことは、
会社の規模が小さければ小さいほど発生する。総務がいないなど、 そのような企業とは取引を行わない。 ・職員同士の対立:十分に社員に、
文化理解などをさせるために毎月一回文化を分り合うようにした催 しなどを開く ・いじめ:毎月訪問を行い、受け入れ企業の社員だけでなく、
外国人にも面談を行い、詳細に確認を行う。 その際は同じ国同士のスタッフ対応とさせる。 ③休み
→月ー金なのか、
シフト制なのかを海外にいる時点でしっかりと説明をさせる。 日本に入国した後も、検修で再度認知させ、 母国語で記した書類を配布する。その際は、サイン等を行い、 確実に周知させたことを確認する。 ④有給
→日本の有給制度についての理解をさせる。
欲しい時に取れる制度ではないことを海外にいる時点で確実に周知 させる。入国後もしっかりと理解を促す。 ⑤残業計算
→法定休日と非法定休日についての理解をさせる。
残業計算は曖昧になっていることがあるため本人の給与明細と企業 の出退勤記録を照らし合わせ、確実毎月対処する。 ⑥宿舎
→送り出し機関と連携しどの相性が良いかを確かめる。
なかがわるい同士は退職の原因になることを企業に理解させる。 ⑦家賃
→リーズブルな家賃体系を目指し、
家賃が重荷にならないように企業努力を促す。 ⑦非常口
→設置し、安全対策を講じる。海外、
日本国内でセミナーを実施し安全理解を促す。 ⑧交通費(自転車)
→全額支給されているか、企業、本人の面接を行う
⑨毎月訪問
→入国当初は、問題も起きやすく、
ホームシックなども起きることから、面談を細やかに行い、 環境の改善に努めさせる。 ⑩連絡方法(Facebookなど)
→常に連絡が取り合えるようにSNSを多用し、
こまめに連絡を取る。 ⑪災害が起きた際
→地震、火災、水害等のなどの例を出し、安全に生活ができるようにセミナーを海外にいる時から行う。
入国後もさらなる周知につとめ、3ヶ月に一回のフォローアップ研 修なども取り入れる。 外部からのエキスパートによる講演も考える。
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